時計の電池交換/YACHT Timer 8M37-7000

2014.1.7お預かりのYACHT Timer 8M37-7000電池交換メンテナンスです。

2本届いたうちの1本。こちはついでで本命は右のカシオ。

こちら電池交換メンテナンスですが、モード指針が外れているので取付のご依頼です。

指針が外れて文字盤上で踊っております。

微調整位置をチェックします。あれ?これ違うところに戻してしまったかも?

ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗に。

裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。

弓環も洗浄して綺麗になりました。

裏蓋記載ですが時間を合わせの方法が書いてあります。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。ピンぼけましたが糸が巻き付いておりました。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

ケースの内側もチェックします。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

指針の取付前にケースに組み込みましたが、針が邪魔で取り付けできない。

針を回して再度、ムーブメント取り出し。摘まみ上げると歯車がポロリ!
と見ると文字盤が浮いてしまっており、「エト足」が外れております。

折れてはいない様ですね。

若干曲がってはおりますが修整します。いつ折れても不思議ではなく触りたくない箇所でもあります。

この歯車は乗せて文字盤で挟んで固定してありますから文字盤が浮いたら簡単に外れて。
そうなるとモードの切り替えが出来ません。

文字盤はテープで固定。

パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。

時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。と言えば簡単そうですが
結局「モード切替指針」は取付出来ず。竜頭で切り替えて「今、どのモード」か
探りながらの時間を合わせとなります。
取付出来なかったら外して頂いて結構という了解済みですから助かりましたが。
必ず取付なら返却するしかありません。
もう「オールド・クォーツ」の部類担ってきた物は、元の機能の回復を
言われたら、返却しておくほうが無難という判断になります。

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