時計の電池交換/TAG HEUER 155.706 タグ・ホイヤー

TAG HEUER 155.706 タグ・ホイヤー電池交換メンテナンスです。ホイヤーの型番って裏蓋に”WG・・・”とかあるものと。”000.000”みたいな数字のものとありますが・・・どう違うのか?2本届いたうちの1本。

フラットガラスですがサファイアガラス。三つ折れダブルロック。

エクステンションバックル。バックルは洗浄しなくても綺麗な状態。

電池交換のついでにベルト裏側のメッキの剥がれを取って欲しいというご依頼。なんでもこの金色のメッキが剥がれた部分が皮膚にこすれて痛いとか。

金色部分を全て削り取って欲しい、その影響で表も剥がれてきてもOKと了解頂きましたのでやってみましょう。

先ずは電池交換の為にベルトを外してラグ部のチェック。これがムーブメント。

ムーブメント拡大。(余談ですがこちらMACの液晶で見ると、この写真のコントラストは白っぽくなり過ぎて黒い部分がグレーなのですが、皆さんのモニターにはどう映っていますでしょうか?)裏蓋の汚れもチェック。

こちら表ですが”155.706”とこれが型番なのか?竜頭の裏側もチェックします。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。文字盤の12時〜6時にかけて変色していますね・・・何か湿気が入ったようです。竜頭パイプもチェックします。

竜頭パイプ裏側からもチェックしますが竜頭から湿気が入った痕跡はありませんね。竜頭の洗浄完了。

裏蓋の洗浄も完了です。竜頭パイプはピッカピカ!

電池を外してみますと何やら汚れが。(ちなみにこの写真はこちらの液晶でも暗い感じのままアップ。でも電池裏側の汚れは確認出来るレベル)電池格納部をチェックしますとマイナス端子が湿気ています。

この程度は拭き取るのみで問題なく動きます。バックルは綺麗でしたが更に洗浄してピッカピカ!

ベルト表面も綺麗になりました。洗浄の前にメッキの削り取りとバフ掛けですから、洗浄液が真っ黒になりましたね。弓環も綺麗になって。

裏側も綺麗になりました。裏側のメッキを削り取ってバフ掛けした所です。これで触っても引っかかる感じは無くなりましたか。

ハイ、これで電池交換メンテナンス完了です。

「TAG HEUER1」 「TAG HEUER2」 「TAG HEUER3」 「電池交換全般」