時計の電池交換/TAG HEUER WG1212-KO
2011年2月お預かりのTAG HEUER WG1212-KO電池交換メンテナンスです。
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。
微調整部分の位置をチェックして。ガラスの内側には大きな水滴が。何でも洗濯機ですすぎまで完了してしまったと。浸水もですが脱水の時の衝撃も心配。いくらTAG HEUERの防水機能でも洗濯すれ効き目が無い。
ベルトごと洗浄でバックルも綺麗に。
裏蓋はスクリューバックで右が裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックします。
ムーブメントは水浸しという感じで水滴だらけ。もう2日、遅ければサビが浮いていたでしょう。お申し込みの時にお知らせ頂いていましたから到着後、即開封して裏蓋を開けました。お知らせが無いと忙しい時なら作業順を待っている間にサビが浮いて修理不可になるところです。
電池も錆びていませんね。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメントですが10時位置にサビが浮いています。もう2日、遅ければかなりひどい状態に。
電池格納部をチェックしますが水滴が付いていますので2日間は自然乾燥。
ケースの内側はサビが付いていますがケースが錆びたものでは無く文字盤のサビですね。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースに乾燥させたムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
パッキンは交換してシリコン塗布をして裏蓋に戻します。
電池を入れて動作確認ですが問題無く動きました。もちろん時節柄と浸水ですから念の為に注油調整もしておきます。
全体的にツヤが出て綺麗になったところで。
ベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了です。