時計の電池交換/TAG HEUER CG1111-0

2012年12月7日お預かりのTAG HEUER CG1111-0電池交換メンテナンスです。

2本届いたうちの1本。

ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。

微調整部分の位置をチェックします。微調整部分のバネ棒が錆びて動きませんから、このまま作業を進めます。

ベルトごと洗浄でバックルも綺麗に。

裏蓋はスクリューバックで右が裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックして。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。ラグ部のバネ棒の片方が錆びて動きませんから外さずに作業しました。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。

全体的にツヤが出て綺麗になったところで0位置合わせを行って・・・おや?出来ない。と思ったら「クロノグラフが機能していないかもしれませんが全く使ってませんので普通の時計として動作すればOKです。」と言う事で一安心。

良くあるのが「元は正常でした」と言い切る方が居るのが厄介。

ベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了です。

「TAG HEUER1」 「TAG HEUER2」 「TAG HEUER3」 「電池交換全般」