時計の電池交換/TAG HEUER WG1320-0
2012年12月27日お預かりのTAG HEUER WG1320-0電池交換メンテナンスです。5秒運針の状態で到着。
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。
微調整部分の位置をチェックします。
ベルトごと洗浄でバックルも綺麗に・・・というか汚れていないですから未使用か?
裏蓋はスクリューバックで右が裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。というかこちらも元々、汚れが無い。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
かしめ修理は不要でしたが裏側の写真も。
仕上げで拭いていると皮膚にチクチクあたるものが。金色のコマですがメッキの金色部分が全コマ剥がれ掛けております。おそらく爪で引っ掻けば金色の粉がポロポロ落ちるでしょう。
これは削ったりしたら余計に剥がれ易く触れません。
これは放置期間が長いと普通に起こりえる症状ですか。
メッキ面はあまり触らずベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了です。