時計の電池交換/TAG HEUER 972.013R
2012年11月13日お預かりのTAG HEUER 972.013R電池交換メンテナンスです。
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。
微調整部分の位置をチェックします。
ベルトごと洗浄でバックルも綺麗に。
裏蓋はスクリューバックで右が裏蓋記載。
弓環や裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
パッキンを外して汚れを拭き取ります。
良く見ると竜頭パイプが黒い物でベットリ。これはゴムのパッキンが溶けたもの。洗浄で綺麗にはなりますが竜頭パッキンが無くなっているということで、今後は「非防水ウォッチ」となります。
修復するには「メーカーへ依頼で竜頭交換」が必用ですが問題は”経年劣化が顕著な時計”を受け付けて貰えるかですね。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたが・・目盛のリング板が無い。
洗浄器の底に沈んで居りましたが。
裏返しても接着剤が綺麗に洗い流されております。
取付完了。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
パッキンは交換してシリコン塗布をしてケースに戻します。
全体的にツヤが出て綺麗になったところで。
ベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了ですが弓環の隙間が目立ちます。バネ棒が曲がったせいですから外して交換します。
バネ棒は交換して電池交換メンテナンス完了です。