時計の電池交換/TAG HEUER 980.023L

2010年5月15日お預かりのTAG HEUER 980.023L電池交換メンテナンスです。アンティークな部類のTAG HEUERですが、この年代になるとメーカーでは受付はして貰えないでしょう。また、一般のお店でも。それは電池交換の後に「回路不良になる」って事はごく僅かの偶然であり得ます。その時に交換パーツが無いですから電池交換後・OH後であっても「ゴメンサイ」となります。私、人間が大雑把ですからこういった物でも受付ますがカッチリした方(つまりは普通の方)は受付はしてくれないでしょう。

梱包を開けると腕時計には丁度良いパッケージに入っておりました。これいいな・・・とふと!思い出した。返送先は「○○歯科医院」だったよな・・・ってことは、この入れ物!!

遊環の状態もチェックします

裏蓋はスクリューバックで右が裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックします。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

しかし太いパッキンが入っておりますね・・。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

普通のTAG HEUERのパッキンと比べると如何に太いものか分かります。もちろん劣化していても交換パーツは無し。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。

全体的にツヤが出て綺麗になったところで。

ベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了です。

「TAG HEUER1」 「TAG HEUER2」 「TAG HEUER3」 「電池交換全般」