時計の電池交換/TAG HEUER WG1213-KO
2013年1月16日お預かりのTAG HEUER WG1213-KO電池交換メンテナンス&かしめ修理です。
ベルトごと洗浄でバックルも綺麗に。
裏蓋はスクリューバックで右が裏蓋記載。
無茶苦茶堅く締まっており何とか開きましたがパッキンは完全に圧迫されて潰れておりました。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
かしめ修理も完了ですが、何処も締まりきらないので緩んだ感じがします。
締まり切らない箇所はコマの交換をしておりますが現状全て交換になる緩み。
かなりピンの摩耗が激しいようですが「ブレスの交換」の時期ですね。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ました。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
パッキンは交換してシリコン塗布をしてケースに戻します。
全体的にツヤが出て綺麗になったところで。
ベルトを取り付け電池交換メンテナンス&かしめ修理完了です。竜頭パッキンの劣化も激しく竜頭交換の時期も来ております。ブレスに竜頭まで交換となると5万円は超えますから、この時計はあまり費用は掛けないで「そっと使うのがベスト」でしょう。
今ままで通りに使用したらムーブメントは持っても他が1年持たないでしょう。