時計の電池交換/TAG HEUER WH1115-K1
2013.4.19お預かりのTAG HEUER WH1115-K1電池交換メンテナンスです。
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。
微調整位置をチェックします。微調整位置をチェックして外そうと思いますがサビて固着しているのが外せない。
そこでベルト調整の要領で外します。
ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗に。
裏蓋はスクリューバックで右が裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
パッキンを外して劣化具合をチェックします。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
パッキンは交換してシリコン塗布をしてケースに戻します。
さてバングルを閉じますが食いつき感が無く”パタン”と閉じます。ダブルロックで押さえますから構わないのですが。
と思ったらバックルの2本のアームの片方が”溶接離れ”を起こしております。この日本のアームに1本のアームが挟まる格好で固定ですから外れていては挟まり様が無かった訳です。
挟まるだけなら、そのままでも良いのですが「爪2箇所」でブレスと繋がっているのが片方、外れているので、もう片方が外れたらブレスは真っ二つで、時計が落ちます。
問い合わせで「使用頻度は少なく溶接修理不要」という事で瞬間接着剤で補強して発送となりました。