時計の電池交換/TAG HEUER CG1112-0

2015.5.11お預かりのTAG HEUER CG1112-0電池交換メンテナンスです。

ベルト調整「1コマたし」ご希望ですが。

このコマはTAG HEUERの物では無い(^^;)

ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。

微調整位置をチェックします。

ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗になりました。

裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。

ラグ部の汚れや裏蓋の裏側もチェックして。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

ケースの内側もチェックして。

目盛リングがあるので、そのまま洗浄は出来ません。

さてベルト調整ですが、過去にネット調達した中古コマ。
問題はこのモデルはメンズ。多いのはボーイズモデルですからメンズモデルのコマが
あったかどうか?

一コマだけ見つかりましたので取り付けてみます。

端のコマを外すと次のコマが外れますので「かしめ修理」。

結局、裏蓋を閉め洗浄レベルでの水漏れは無いかチェックがてらの洗浄を試み。
その前にパッキン交換です。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。

全体的にツヤが出て綺麗になりました。

ゼロ位置合わせを行って。

コマ足しとブレスは洗浄して綺麗になりました。

同梱頂いたコマは役に立たなかったですが、
電池交換メンテナンス&ベルト調整(1コマ足し)完了です。

「後日、追記」
電池交換完了後のご意見で12時位置の▽マーク。それに中の夜光ですが
これが電池交換メンテナンスの後、消えて無くなっているというご意見。
私も言われて、このページを見て気がつきましたが
ここに注意して作業することはありません。
というか注意するなら洗浄が出来ないからです。

これは良く起こることであります。
基本、全体的に痛みが激しい物(数字が消えている箇所があったりするもの)
に多く見られますが、この時計の様に綺麗な状態で洗浄による抜け落ちは
珍しい現象でもあります。でもあり得ない事でもありません。

こういう所が気になる方は「洗浄は無しのコース」でご依頼宜しくお願いいたします。

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