時計の電池交換/TAG HEUER WG1412-0
2015.2.16お預かりのTAG HEUER WG1412-0電池交換メンテナンスです。
今回、秒飛び運針。つまりは電池切れでお預かり。ですが
2014年1月に「分解修理」でお預かりの腕時計ですから
まだ1年。
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。
微調整位置をチェックします。
ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗になりました。というか余り汚れていない・。
つまりは使用されておりません。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
ラグ部の汚れもチェックしますが、綺麗なもの。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。これも汚れはない状態。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックして。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。
裏蓋の裏側もチェックして。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
ブレスも洗浄して綺麗になったところで。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。
分解修理から1年なので電子回路の消費電力不良とも思い
修理センターさんに看て貰う予定でしたが。回路交換となると費用も掛かりますし。
作業して看たところ分解修理後、ほとんど使用感が無く。
時計が暖まる機会が少ない為に、負荷が掛かり電池が早く切れたものと。
やはり浸水で分解修理した時計は、分解修理の後は注油されているというものの。
暖まる様にして馴染ませる事も重要ですか。
「ムーブメント交換」すればこういう事にならないのですが
費用も掛かりますし、分解修理では必ずこうなる訳でもなく判断が難しいところ。
今回、電池交換して電池がどれだけ持つのかもう一度試して見る事に致します。