時計の電池交換/TAG HEUER WK1111

2015.2.13お預かりのTAG HEUER WK1111電池交換メンテナンスです。
外観は綺麗な時計ですがインデックスや針。
ブレスのコマの隙間など、長期間放置によるくすみの痕跡がありあり。

そして回転ベゼルも不動。サビで固着状態かも?

ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。

微調整位置をチェックします。

折り畳んだ、こういう部分まで磨かれていないので余計にそう感じます。

こうやってみると回転ベゼルとケースの隙間の汚れが不自然。全体の綺麗さと比較したらですが。またネジ込み竜頭が回らないという事ですが。

ペンチで回せば動きましたから、かなりのサビであったと。

ブレスを外そうにもバネ棒が刺さった箇所に、汚れが詰まって見えない。

水に浸かったままの状態で保管されていたか?

バックルのバネ棒は錆びて不動ですから、このまま作業を進めます。

裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。

裏蓋は簡単に開きました。

想像と違って内部は綺麗な状態。

竜頭は動かなかったくらいでかなりのサビ。下の写真は洗浄だけではなく鋭利な工具で奥からサビを掘り起こして洗浄後です。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

ケースの内側もチェックしますが綺麗な状態です。

洗浄は終わってバネ棒が見える様に、はなりましたが、伸縮しません。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。以外にスンナリ動きました。

裏蓋も洗浄して綺麗になりました。

全体的にツヤが出て綺麗になったところで。

弓環とのコマですが角度が変?。これバネ棒と固着しております。
無理に戻せばバネ棒が折れるでしょう。

時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。おそらくベルト調整様の割りピンを抜けばボロボロであると思われますが、交換用の合うサイズのピンが無いですから触れません。

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