メタルブレス(時計バンド)溶接修理/BVLGARI Rettanngolo

2013.5.1お預かりのBVLGARI Rettanngolo溶接修理です。
1日にお預かりしたので23日間のお預かりは長いですが、連休もありましたが。
最近時計修理の預かりも長い目ですね。

さて話は戻って溶接修理。「コマが外れる」という事ですが、外れる箇所を探すのが苦労したくらいステンレス無垢が組み合わさっておりますから如何に重厚な作りのコマであるか分かります。

裏蓋は4本ネジで留まっていて、ブレスの取付向きをチェックします。
両開きバックルは外すと向きがわからなくなります。

表からみて。

裏側から、ジョイント箇所が太いですから溶接離れしていても食いつきが強い。

これだけ広いと接着剤補強でも持ちそうですが、そうもいかず。

連休を挟んだので長かったですが、直ってきました。
さてエンドピースに穴が空いた状態で?

片方だけ弓環部分に凸が。

ラグ部の形状は、どちらも同じなのに?

なるほど、くるっと回って収まる構造ですか。凝った作りですね・・・。

バンドを取り付け溶接修理完了です。

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