メタルブレス(時計バンド)かしめ修理/TAG HEUER S95.213M/E
メタルブレス(時計バンド)かしめ修理です。
外れたコマが散らばら無いようにテープで留めてあります。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。今回は電池交換はご依頼に無く開けませんが。
ラグ部のバネ棒は壊れており、後で交換します。
作業しやすいようにブレスは外して。
全体的に緩みがありますから数カ所のカシメになるでしょう。
もうブレス交換した方が安心のレベルですが、ブレスは38.000円もします。
それよりも、もう売っていないでしょう。
コマのピンが摩耗しておりますが、丸いピンが平らになっており。
かしめ修理だけでは留まりきらないでしょうから接着剤補強必須。
バックルの汚れもチェックして。
ラグ部の汚れは、今回の作業には関係ありませんがついでに拭いて起きます。
といっても洗浄しない限り、かなりの手間な作業になります。
ブレスは接着剤補強の為には、綺麗に洗浄する必要があり。
洗浄して綺麗になりました。写真は接着剤補強の後です。
ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗になりました。
表から見れば接着剤補強の跡が分からない。
ラグ部も綺麗にして。
バネ棒は交換。このバネ棒特殊な太さであり何処でも手には入らない。
バックルを閉じると食い付きが無く。ダブルロックで留まるとはゆえ
ついでですから修正しておきます。
この隙間が狭くなると食い付きが無くなります。
カッチッ!と閉まって。ブレスのコマが接着剤で留まっており、カーブがぎこちないですが。
バンドを取り付けかしめ修理完了です。