メタルブレス(時計バンド)溶接修理/TAG HEUER WG1112-0 セルシリーズ

2014.1.14お預かりの電池交換メンテナンス&溶接修理のご依頼です。
14日の預かりで18日発送ですが連絡が上手くいき、他の溶接修理の返送が重なると
「溶接修理4日で上がり」が最速記録。

裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。

バックルの汚れもチェックして。

これは私ではどうしようも無く「溶接修理」へ外注です。

ところがブレスが片方外れない、これは困った。
「溶接修理の外注はブレスのみの状態」が原則なので、ムーブメントは送りません。
ブレスはケースから外す必要がありますが、写真の様にベルトが片方バネ棒の不具合で外せません。バネ棒を潰せば外せますが、その前に洗浄で外れたらラッキーと洗浄してみます。

裏蓋の裏側もチェックして。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。パッキンが効いていた事がよくわかります。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

ケースの内側もチェックします。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

さて洗浄してもバネ棒が外せないので切断します。

バックルも洗浄して綺麗に。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。パッキンは交換してシリコン塗布をしてケースに戻します。

全体的にツヤが出て綺麗になりました。

ブレスも洗浄して綺麗になったところで外注に出します。

直ってきました。

バックルの留まりもチェックして。

バンドを取り付け電池交換メンテナンス&溶接修理完了です。

「溶接修理・ベルト修理」TOPへ