メタルブレス時計バンド溶接修理/TAG HEUER WG1212-KO
2012年2月8日お預かりのTAG HEUER WG1212-KO電池交換メンテナンス「かしめ修理」「溶接修理」「分解修理」「夜光修整」のご依頼とフルコースです。
バックルの溶接が外れております。
裏蓋はスクリューバックで右が裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。中央の赤い軸受けが写真でみてもくすんでおりますから「要OH」か?
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
パッキンは外して後で交換します。
バックルごと洗浄します。
かしめ修理も必用です。
電池交換メンテナンスだけなら、ベルトは付けたまま作業が出来ますが「溶接修理とかしめ修理」があるので外します。バネ棒が錆びているのでドリルでバネ棒を壊して外します。
バネ棒が伸縮しないので中央に穴を空けて寄せて外します。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
電池を入れて動作確認。パッキンは交換してシリコン塗布をしてケースに戻します。動作はしましたが主観的に動いて止まりましたので要OH。
パッキンは交換してシリコン塗布をしてケースに戻します。
裏蓋のサビも削り落とします。
かしめ修理は完了。
バックルも洗浄して綺麗になったところで。溶接修理で(株)リペアさんに送ります。約一週間待ち。
その間に職人さんのOHの依頼。
OHを依頼すれば「夜光入れ」もして貰えます。
3日でOH&夜光入れは戻ってきました。
夜光の色が若干違いますが、色合いまで指定されると触れません。
全体的にツヤが出て綺麗になったところで。
1週間で溶接修理から帰ってきました。
いつもながら綺麗な仕上がり。
職人さんもリペアさんもこうやって写真で公開される事前提ですから自信がないと出来ません。
全て綺麗になったのでついでにバネ棒も交換しておきましょう。
TAG HEUERフルコースでも一週間で完了。今回、特に交換部品も無かったので23.000円ですか。メーカーなら「かしめ修理も溶接修理」も無いですから「ブレス交換&OH」で65.000円ですね。