メタルブレス(時計バンド)溶接修理/TAG HEUER WH-1115-K1
2014.6.30お預かりの溶接修理/TAG HEUER WH-1115-K1です。
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。
バックルは外して到着。
三つ折れバックルの片方が外れております。
過去にも同じ箇所を溶接か?ハンダか?熱を加えた形跡があります。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
ベルトは外しますが本来、ここまで横のカーブはありませんから如何に伸びているか分かります。
ベルト調整「4コマ外し」もご依頼です。これだけ伸びていれば大きいでしょう。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
ラグ部の汚れもチェックします。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックして。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
これは「溶接修理」で修理に出します。
ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗に。
コマは「ネジピン」で留まってありますが引きの力で、コマの中を貫通するピンが曲がっているのか?ネジが回りません。これもついでに修理を任せます。
戻ってきて、ネジピン抜きも完了。
こちら溶接修理部分。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス&溶接修理&コマ抜き完了です。