時計バンドの交換例/Cartier Dバックル革ベルト交換

2012年5月31日お預かりのCartier Dバックル革ベルト交換です。

2本届いたうちの1本。

革ベルトですがDバックル専用で普通の物とはちょっと構造が違います。

ただ「革ベルト」ですから、やはり割れたり千切れたりはあり。専用だと2〜3万円くらいですか。

バックルのサイズを測ると、どちらも「12mm」。普通の既製革ベルトは先端へ行くほど細くなったタイプが多いですが、ストレートなタイプを選びます。

ただストレートなタイプでは薄型の物が少なく、うまく取付出来るか?

先ずは既製の尾錠を外します。そのままDバックルに取付。

反対側はこういう構造で折りたたむので厚いタイプでは入りません。

また厚過ぎるとバックルを折りたたんでもつかえて閉まらない場合も。大きさの調整は、くぐらせた箇所を捻って。

先ずは片方、爪から外し。反対に捻って爪から離します。ピンが通ったまま滑らせばOKと言う構造ですが、ところがどっこい。専用ではない分、厚い。このピンを通すのに一苦労したくらいですから革ベルトの先端を引いて大きさ調整ですが、かなりの力が要ります。

何とか既製バンドに交換が出来ました。

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