時計の修理受付例/セイコーデジタル A158-5070

セイコーデジタル A158-5070

セイコーデジタル A158-5070の電池寿命が短くなったという事でお預かりですが。

これは回路交換しないと修理は不可。この時ははたまたま古いパーツが見つかりましたが今は不可の修理となりました。

2本届いたうちの1本。

デジタルでも重厚なステンレスケースに入っていた時代の腕時計。当然デジタルでも2万円くらいはした時代ですから。

裏蓋はスクリューバックですが電池蓋はコインで開きます。

こちら裏蓋記載。オリジナルスライドバンド。この頃のセイコーのスライドバンドは触った者でなければ分からないしなやかさですね。

バックル留まる部分もセイコー独特の形状。

裏蓋の裏側をチェックします。

これがムーブメント・・・?コインで中央が開く為にムーブメントはプラスチックで覆われていますね。

アラームのスピーカー部分ですが、これはケース側に付いています。よって液晶を取り出すとこうなります。

電池蓋のパッキンはパリパリ。大きい裏蓋パッキンも交換が必要ですね。この後、職人さん送りですが修理不可ならメンテナンスの作業は無駄になるところですが、かといって修理が完了してから撮影では日にちが空きすぎて管理が大変なのです。

2008年現在、この様な古いデジタルの修理は不可になりました。

「修理受付例」電池交換では不動」 「ベルト修理」 「電池交換」