時計の修理受付例/CANDINO
2013.8.1お預かりのCANDINOクロノグラフです。電池交換メンテナンスでお預かりでしたが
「回ってしまって止まらない」というご依頼も?
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。
微調整位置をチェックします。
ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗に。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
弓環やラグ部の汚れもチェックします。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
電池を入れて動作確認。何が「回ったままなのか?」
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
パッキンは交換してシリコン塗布をしてケースに戻します。
全体的にツヤが出て綺麗になったところで。
ゼロ位置合わせを行って。時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。
弓環も洗浄して綺麗になったところで。バネ棒は交換。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。が・・・「回ったままって??」
普通に時間を合わせもゼロ位置合わせも何も問題も無く。
突然、ストップウォッチが動き出す?そんなホラーな話はある訳もなく。
異常なしで返送しようと持ち上げた特に左下のプッシュボタンを
押してしまって気がついた!
戻ってこないのです。押すタイミングによって戻らなかったり。
それで押し込んだままになりデジタル表示が「回ったままになる」ということかと。
修理センターおくりで「プッシュボタンのレバー修理」で戻ってきました。