時計の修理受付例/Cartier Tank 18K カルチェ タンク

Cartier Tank 18K カルチェ タンク

Cartier Tank 18K カルチェ タンク電池交換&OHです。電池交換で十分動きますが長い間メンテナンスをしていないので一度はとのご依頼です。6本届いたうちの1本です。

かなりひどい状態に見えますが18金ですから空気に触れたまま放置しますとこうなります。

と!書いたのですが掲示板でお知らせ頂いたので追記です。

カルティエの電池交換は18kじゃなかった気が・・・たぶん(間違っていたらすいません)ヴェルメイユというシルバー925に18Kを20ミクロンだったと思います。これは丁寧に使用しないと真っ黒になるか鍍金がはがれてしまいます。こちら金子時計店さんのページ下のほうに実際の写真があります。

という事ですが、なるほどブランドウォッチでも・・・そういう時期があったのですね・・・。この(間違ってたらすいません)部分の情報がありましたら、正解とかこちいでは?とかご意見宜しくお願いいたします。m(..)m

裏蓋は4本ネジ。まだ保護シールが貼ったまま、これはもう剥がさないといけません。竜頭の反対側も状況は同じ、ではメンテナンスの為に革ベルトを外します。

おや?バネ棒も18K?これも洗浄します。

保護シールを剥がします。裏蓋の裏側も若干の酸化。

糊が残りますが、磨いてしまうので簡単に落ちます。これがムーブメント。

綺麗なムーブメントですね。これが取り出した文字盤&ムーブメント。

これで大胆に磨いていけます。内側は洗浄で綺麗になるでしょう。

これで軽く金属クロスで磨いた状態。内側も綺麗になりました。

ラグ部の上側には刻印がありました。反対側にも。

はい、洗浄も終わってピッカピカ!18金メッキですが薄いメッキでは無いので綺麗になります。

裏蓋ネジも洗浄しましょう。ケースが綺麗なったところでムーブメントを戻します。

そして竜頭も抜いて洗浄。下半分を磨いたとろですが、違いが良く分かりますね。

竜頭の洗浄完了。裏蓋も洗浄が完了です。

裏側もピッカピカ!バネ棒も綺麗になりましたがつや消しなのでピッカピカという訳にはいきませんね。

OHされたムーブメントに電池を入れます。ピッカピカの裏側。

表もピッカピカ!やはりメッキでも18金は光りますね。これで電池交換&OHの完了です。

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