時計の修理受付例/CREDOR 5930-5691
2013.10.2お預かりのCREDOR 5930-5691分解修理です。
ブレスト一体のデザインですから「ブレス交換=ケース交換」となる構造です。
途中で折り曲げて力が掛かるとメッシュが切れます。
またメッシュ構造ですから汚れも溜まりやすい。今回のお預かりでの洗浄は良い機会と思います。
ベルト調整は切りすぎたら戻せないタイプでもあります。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。かなり湿気の痕跡が見えます。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックします。
ブレスの付け根やケースの縁にはかなりのサビが目立ちます。これは洗浄で綺麗になるでしょう。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
ブレスも洗浄して綺麗になったところで。
修理センターへ託します。