時計の修理受付例/EXCEED EUROS 2930-294831 Y
2012年8月14日お預かりのEXCEED EUROS 2930-294831 Y電池交換メンテナンス&修理でのお預かり。メーカーへ送ったら「交換パーツが無し」ということで修理不可で戻って来たとか。
ステンレス板巻きバンドにブレスバックル。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で右が裏蓋記載。
パッキンを外して汚れを拭き取ります。
裏蓋のシールはそろそろ剥がさないといけません。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
電池を入れて動作確認ですが不動。やはり部品交換しないと動かない様ですから職人さんに託します。職人さんには分解修理も依頼。でないと部品探しにも力が入らないでしょう。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
部品を替えて分解修理で動いたようです。こういう修理はメーカーでも動く様にするのは出来ても修理後1年とかで止まった場合。また「違う部品の交換が必用」となる場合もありえるので全ての部品が揃っていないかぎりは断るしかないのです。
よってこちらでも現在は部品交換で動いておりますが、今回と違うパーツが原因で止まった場合は何も対応が出来ません。また今回の交換パーツも「製造後5年以内」なんて事は間違ってもありえない、つまりはメーカーなら破棄する鮮度のパーツですからね。