時計の修理受付例/GRAND QUARTZ 9943-5010
2013.5.9お預かりのGRAND QUARTZ 9943-5010分解修理のご依頼です。
パッキンが戻せなかったのか表に貼ってあります。
2本届いたうちの1本。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。
ケースの内側もチェックします。
本来はこの文字盤の周辺にパッキンが入ります。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
スペーサーを外します。
これがムーブメントで。
電池格納部をチェクします。
電池フタパッキンをチェックしますが、これは交換するしか無いでしょう。
これは洗浄でしか綺麗にならないレベル。
ケースの内側のサビをチェックします。
削り落とすと出るわ出るわ。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。
パッキンは交換してシリコン塗布をし裏蓋に戻し
ムーブメントを戻します。
パッキンはこの様に入っておりますが、このまま閉めるのが難しい。
メンテナンスは完了ですが電池交換では不動で修理センターへ。
こちらも同梱で「ゼンマイ替え」のご依頼です。
こちらはメンテナンスは無しのご依頼です。
裏蓋の裏側の記載。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
ゼンマイ交換といっても作業的には殆どバラしますから
「ゼンマイ交換&分解修理」となります。
ゼンマイ交換&分解修理も完了し。そしてグランドはガラスも交換されて戻ってきました。
今回、連休明けと修理センターの引越しが重なり納期が長くなりました。