時計の修理受付例/MIKADO E0053

バックルにも扇のマークが見えます。天晴れ!割ピンを抜いてみますが、どれも錆びています。

折れ曲がったまま、固まった箇所まで。これは2本のヤットコで強引に戻します。

全部の割ピンを抜きましたが、全滅。総入れ替えですね。ケースの洗浄は完了。ピッカピカになりました。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になりました。表も綺麗になって。

あとは裏蓋の大きなパッキンと、電池蓋パッキンも交換。もう小さな電池蓋パッキンも少なくなってきたのか、材料屋さんでも在庫が少なかったです。バックルも若干ツヤが出ました。

ハイ、洗浄で綺麗になりましたね。

それにしても不思議なムーブメントですね・・・これコイルが入っているように見えますが、掲示板によると水晶発振子が格納されたパーツらしいです。それにしてもワイルドな雰囲気。

ダイナミックなハンダ付け。セイコーでも初期のクォーツはこんな雰囲気がありましたから

このムーブメント正常に動いていますが秒針のステップの音が大きい。

綺麗になったケースにムーブメントを戻します。バンドもバラバラにして洗浄、4・5回洗ってもまだまだ汚れが出てきます。

何回洗ったか記憶にありませんが5日間は洗浄器に浸かったままでしたね(;^_^A。ハイ、このまま職人さん回しで竜頭の取り付け依頼ですが完成写真を忘れました(;^_^A。

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