時計の修理受付例/Seiko-Crown6002

Seiko-Crown6002

Seiko-Crown6002のOHです。オークションで最近の購入で、購入時は竜頭を巻いた瞬間に動き出していたが、しばらくして動かなくなったと言う事です。2本送られてきたうちの1個。

ガラスも交換されてケースも磨き上げられています。裏蓋までピッカピカ!ここまで光るのは金張りでしょう。メッキではここまで光りません。

磨き上げられては、いますが小キズが多い。ここが開け口ですが、以外の所では錆も見られます。

元の状態を想像するとかなり磨かれています。やはり「GOLD FILD」の記載が。

Seiko-Crown6002ムーブメント

これがムーブメントです。「オークションでは金色の綺麗なムーブメントが掲載してあり、クリーニング済みと言う事です。」そのクリーニングの意味が不明ですが、ケースの事なのか?ムーブメントの事なのか?

確かに金色の綺麗な機械ですが、私の目ではムーブメントにツヤがありません。巻いた瞬間には動き出さないですが軽く手で振ってやれば動き出します。これは明らかに油ぎれ症状ですね。

修理も終わって軽くネジを巻いて見て・・・おや?。巻き上げるのに回転数が少ない?何とかなり短いゼンマイが入ってました。おそらく一杯巻いても24時間の動作はしていなかったハズ

これがOHされたムーブメント。OHでも分解された各パーツをムーブメント用の特殊洗浄機で、洗ったムーブはツヤが違います。

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