時計の修理受付例/SEIKO手巻1104-0031
2012年3月10日お預かりのSEIKO手巻1104-0031分解修理のご依頼です。
伸縮バンドに交換されております。
こういった隙間の汚れは洗浄で無ければ綺麗になりません。裏蓋は”はめ込みタイプ”で。
裏蓋記載。 裏蓋の裏側もチェックしますが湿気が入って乾いた跡が。おそらく全面、水滴がついていたであろうと思われます。
これがムーブメントですが周辺にも乾燥の痕跡がビッシリ。
ムーブメント拡大。ここまで浸水して錆びなかった事が幸運。ある意味「非防水」ですから湿気は入りやすいが抜けやすい。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
ベゼルカバーも風防と一緒に外します。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。文字盤の汚れが目立ちますが水滴がついて数日なら拭けますが、シミになってからでは拭いても塗装が剥がれ出す危険があります。
こちらケースの表側。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して。
ベルトを取り付けメンテナンス完了で職人さんへ分解修理の依頼になります。