時計の修理受付例/SEIKO QR 3863-7010
SEIKO QR 3863-7010 電池交換メンテナンスですがOHとなりました。
ケースのデザインが今やアンティークな感じ。ベルトは既製バンドに交換されています。
裏蓋はスクリューバックの”はめ込みタイプ”で右が裏蓋記載。「SEIKO」って文字だけが右にずれているのも南か粋ですね・・。
先ずはベルトを外しますが堅くて大変。
スクリューバックのリングを回すのにも色んな工具を引っ張り出して来て。
何とか回りましたがこの状態。
かなり長く放置されて感じですね。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
綺麗なムーブですから角度を変えて。
もう一枚。
裏蓋の裏側にもサビが及んでいます。
竜頭の裏側は洗浄で綺麗になりました。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
金属のスペーサーまでが錆びています。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側を凄いですがやはり電池交換のみでは動かずOHとなりました。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
サビを落とすのだけでも大変でした。
ケースは洗浄してもこの程度が限界。
錆びた粉が落ちないようになればOKではありますが。
電池交換のみでは動かず。
ベルトごと洗浄でバックルも綺麗に。
ベルトを取り付け職人さん送りとなります。