時計の修理受付例/SWATCH自動巻の竜頭交換/現在は不可の修理になります。

SWATCH自動巻の竜頭交換

SWATCH自動巻の竜頭交換例です。なんでもぶつけて折れてしまったようですが、スウォッチは裏蓋が開かないと思っていましたが、開くように見えるので一度みてくださいといったご依頼です。ただこの例は2008年のお預かり。2010年現在では対応出来ない修理となっております。テープで留めて到着。この竜頭は普通よりも大きいですね・・・

裏蓋はシースルーバック。テープを外せば竜頭がポロリ。これは折れていますね・・・

しかも普通の竜頭はこの部分はネジで留まっていますが、この竜頭は一体物。これは”竜頭+巻芯”セットで交換ですか。

竜頭パイプの形状で使える竜頭が決まります。まずオリジナルの竜頭はメーカーしか持っていません。持っていても供給はしてもらえないですし、メーカーの送ってこの修理を受付て貰えるのか?既製品で合う物を探します。裏蓋を開けます。

結構きれいなムーブメント。きれいですね。

ムーブメントに残った巻芯の取り出し。これも変わった形状ですね・・・

折れているのがわかります。これが取り出した文字盤&ムーブメント。

インデックスは文字盤がありませんからプラスチックのガラスに表記されています。

結局、ごく普通の竜頭で合う物を見つけまして、ネジ巻きも時間あわせも出来るようになりました。出来上がり写真を撮影したものと思っていたのですが、忘れていたようです(;^_^A

本来の竜頭よりも半分くらいの大きさで普通のクォーツ腕時計のもですが、意外にその方が小さくて、今度はぶつけても折れにくくて好都合かもしれないですね。d(^_^)出来上がり写真を忘れましたと書いたら後日送って頂けました。ごく普通の竜頭でピッタシのがありました。ちゃんとネジも巻けますし時間合わせもOK。

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