時計の修理受付例/TAG HEUER980 013

TAG HEUER980 013

TAG HEUER980 013 分解掃除です。防水性の維持も宜しくお願いいたしますと。

裏蓋はスクリューバック、小キズで曇っていますから後でバフ掛けします。これが裏蓋記載。

TAG HEUER980 013 ムーブメント

これがムーブメント。アンティークな雰囲気が漂いますねぇ。

竜頭の裏側をチェックします。これも交換が必要なのですが見つからなかったです。竜頭パイプもチェックします。防水試験も宜しくお願いという事でお預かりでしたが。やはり竜頭パイプからの浸水がありますから交換しないと防水は不可。

でも流石に、この年代のパーツは無かったですね・・・今年の初めに1件交換したのですが。古い腕時計は早い目に修理した方が良い状況になって来ていますね。

TAG HEUER980 013 文字盤

これが取り出した文字盤&ムーブメント。パッキン外してケースの洗浄をします。

裏蓋裏側の記載。意外に汚れは少ないです。

竜頭は洗浄してもこれが限界。裏蓋のバフ掛け。

そして洗浄。表側から見れば問題無さそうですが。

裏側からみれば若干隙間が空いていますね、写真で見て気が付きましたが。ケースの洗浄も完了。

OHされたムーブメント。ムーブメントがピッカピカで発するツヤが違います。

職人さんの意気込みを感じる仕上げですか。回路横の「HEUER」の文字が消えましたが、職人さんは私などとは違って揮発で洗浄しますから強烈な訳です。このムーブメントはもうメーカーでは修理対象外で受付して貰えないです。結局はこのダイバーは日常生活防水で使う事になります。

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