時計の修理受付例/Tendence
2012年8月22日お預かりのTendence電池交換メンテナンスです。ついでに竜頭が抜けるのを修理のご依頼です。
普通にオリジナル竜頭で遊環の状態もチェックします
ベルトを取り外し汚れもチェックします。
裏蓋ネジですが丁寧な作り。
裏蓋を開けるとスペーサーがムーブメントを覆っています。しかし竜頭が付いていても巻芯が通っていない。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
巻芯が折れて先端半分がありません。ご自分で触って壊したか?10.000円くらいならと言う事でお預かり。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
立体的なインデックスがあるので洗浄が出来ません。
ベゼル&ガラスもネジで外せました。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。
全体的にツヤが出て綺麗になったところで。
ベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了で後は職人さん頼み。結局はこれだけ大きな時計ですから長い巻芯は無く”継ぎ手”という部品で巻芯を繋いで延長でうが竜頭パイプを通る太さにするのが大変だったようで。また巻芯の先端部分が無い為に針廻しの操作が上手くいかず何度も注文・交換・注文・交換しているうちに日にちが経過していきます。こういった時計は修理することは前提に作っていないだけに触ると手間ばかり掛かります。専用パーツの番号で注文って世界とはかけ離れた修理ですか。
この修理2013.5以降は修理センターさん取り扱いブランドなので純正パーツの交換が可能になりました。