時計の修理受付例/TISSOT Le Lacle 自動巻
この修理預かりは店舗でしたがCooの腕時計に修理コーナーが無いのでこちらで紹介です。
TISSOT Le Lacle 自動巻の竜頭が折れたので交換依頼です。サファイアフラットガラス。
ステンレス無垢バンドに両開き無垢バックル。裏蓋は”はめ込みタイプ”のシースルーバック。
中途半端なシースルー。裏蓋を開けます。
竜頭の根本で巻芯が折れているのが分かります。既製品でも何でも合う物でOKという事でしたが。職人さんに回して結局は純正品しか合わない構造であると。この竜頭パイプ出っ張り具合がそうさせていますか。
これがムーブメント。綺麗なムーブメントですね・・・
おや、どこで見た緩急進ですな。竜頭が折れたのは湿気によるサビで強度が落ちた感じですね。
根本からばっさり。これが取り出した文字盤&ムーブメント。
竜頭パイプは綺麗に。ケースごと洗浄ですから当然ではありますが。
バックルも洗浄して。写真ではあまり変わらなく見えますね。
裏蓋も洗浄でピッカピカ!さて竜頭付けですが純正品しか無理の様で。本来は特約店などしか供給が無いタイプ。入手出来る所に「頼んで回して貰う」しかありません。
そういう場合はあまり迅速には対応してはくれませんから「入手に1ヶ月以上掛かる場合がありますがお待ち頂けますか」と聞けば即刻キャンセルに。そして「TISSOT取扱店やメーカーなら2週間ほどで直る修理です」とお知らせ。ただ・・・竜頭のサビ具合から竜頭のみ直してくれるのか?といったところが問題ですね。
メンテナンスした分も頂けないですね(v_v)