時計の修理受付例/YACHT TIMER 7A28-7090

YACHT TIMER 7A28-7090

YACHT TIMER 7A28-7090電池交換メンテナンスです。電池とガラス交換の依頼です。

これは洗浄の、し甲斐がありそうですね。このベルトはオリジナルでは無いですか・・・。

裏蓋はスクリューバックで”シルバーウェーブマーク”が見えます。これがキャリバー。

竜頭は、ねじ込みです。竜頭の溝にも汚れが付着していますね・・裏蓋のチェック。

これがムーブメント。

電池が湿気て錆びているのが分かります。これ電池交換で動かなかったのですが注油で動き出しました。本来はOHした方が良い状態ですが、このムーブメントは特殊でこちらでは修理不可。よってメーカーでのOH対応になりますが、サビが浮いている状態でメーカーが受けるかは疑問ですね・・・。”修理対象外”で返却される可能性もある状態です。

電池格納部をチェックします。竜頭の裏側もチェックします。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。竜頭の溝の汚れまで落ちるか、洗ってみましょう。

ラグ部の汚れも凄いですね・・・文字盤にもサビが浮いています。

竜頭パイプもチェックして。ガラスも縁が小さく欠けて汚れが詰まっています。

ケースも洗浄して裏蓋パッキンとガラスパッキンの交換。このガラスのプラスチックパッキンが押しつぶされて入っていました。

ガラス交換も終わりましたので腕時計が蘇って見えます。交換したガラスですが、少し厚い目ですね。

電池&ガラス交換メンテナンス完了です。

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