時計の修理受付例/ROLEX Datejust

2015.6.19お預かりのROLEX Datejust「文字盤のガタつき」というご依頼です。
基本、こういう”ちょい直し”はベルト調整のみとかも同じですが受付しておりません。
まして機械時計となれば余計に。でもリピータさんは余程の事がない限りは受けております。

ご依頼としては「竜頭を緩めた時のみ、文字盤がガタガタ動く」という症状。
この原因は「ムーブメントがケースに固定されていない」という症状です。
普通はガタガタ動かない為にスペーサーが装着されている訳です。
ROLEXでは基本、そういう症状はあり得ないと思いますが
私何分、ロレックス等高級品は扱い慣れておらず。
そういうロレックスもあるのかと?

金色の竜頭ですがメッキが剥がれてシルバーに?

無垢バンドですが。

ケースに「18K」の刻印がありますから18K?
この見極めもつきません。

裏蓋の裏側もチェックして。

これがムーブメントですが本物?ムーブメントだけが?

それにしても各パーツの表面仕上げが粗い感じもしますが・・。

スペーサーが無くケースとはスカスカ。
それを”機械留め”の板を渡して固定されておりますが、
板の固定ネジはしっかり締まっている。
この渡した板を外して反らせて留め直せばガタツキは止まるでしょう。
でも、こういう状態になっていると言う事は時期に戻ってしまうと思われますから。
このまま触らずに返却とさせて頂きます。

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