時計の電池交換/G-SHOCK MRG-120/1739

2014.2.10お預かりのG-SHOCK MRG-120/1739電池交換メンテナンスです。
MRGのアナログは経年から「竜頭抜きで不動になる」症例が出始めており「受付不可」です。

よって「リチュウムの電池交換のみ2.000円コース」は受けますが洗浄コースは不可です。
ところが「洗浄希望」で送ってくる方にとっては残念。

竜頭は普通とは逆で9時側に付いております。

ステンレス無垢バンドに三つ折れプッシュバックル。

竜頭回りの汚れが凄い。「ムーブメント取り出し&洗浄は出来ない」と断りは入れましたが、この状態は洗浄したくなる気持ちは理解出来ます。
そこで以後(2014.2.10現在)「条件付きで受付ます」

Cリングピンは洗浄して綺麗になりました。

ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗に。

板バネの汚れも綺麗に。

裏蓋のラバーも外して。

裏蓋も洗浄して綺麗になりました。

裏蓋を開けると耐磁プレートがムーブメントを覆っています。

更に電池が覆っておりますから取り外し。

これがムーブメントで。

時計は正常動作ですがELライトが点灯せず。洗浄の前に電池交換でELライト点灯確認。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

スペーサーを取り外します。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

ケースの内側もチェックして。

パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻しますが、スクリューバックを回すとはみ出てきますから伸びております。

パッキンは交換してシリコン塗布をしてケースに戻します。

ラグ部の汚れもチェックして。

裏蓋を閉めてまるごと洗浄して浸水が無いかチェックします。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。

パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。

ブレスも洗浄して綺麗になりました。

こちらも普通の電池交換メンテナンスの何倍も気を遣いリスクも大。かといって費用を上げる気持ちも無いですから「預かり条件」のご了解宜しくお願いいたします。
これ動いたから良かったものの不動の場合は「ゴメンナサイ返却」で3.000円でした。

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