時計の電池交換/SEIKO 7T32-6K30 クロノグラフ
2009年12月お預かりから1年が経過。到着後すぐに内部が曇って止まって放置していたら止まった言う事ですが。止まって直ぐならムーブメント取り出しで乾燥も出来ましたが1年も経ってからとなると。インデックスや針の夜光部分が粉状になっています。
結構メインとして使っておられた感じですね・・。
スクリューバック廻りの汚れをみても使用頻度は高い。
1年前のお預かり時の写真を見ても分かりますが「パッキンは入っている」
パッキンの劣化があるとも言えますが、元が平パッキンなので持ち合わせが無いので交換まではしなかったのです。「パッキン交換については」
かなりぺらぺらになっています。
この写真をみてもパッキンが効いている事がわかります。ただ竜頭の根本がかなり錆びているのが分かります。
ムーブメント中央にも湿気の跡。
竜頭パッキンの劣化が原因の様ですが、竜頭パッキンまでは交換出来ません。
竜頭の裏側もチェックします。
電池格納部をチェックしますが異常はないので液漏れではありません。
更にプッシュボタンもチェックします。
これもパッキンがすり減っているというか薄くなっています。
職人さんに送ってみましたが、このムーブメントOH出来るものでは無く。一部、分解と注油調整して貰いましたが1ヶ月後に止まってしまいました。あとはムーブメント交換するしかありませんね。