時計の電池交換/SEIKO Chronograph 7T34-0010
2015.11.26お預かりのSEIKO Chronograph 7T34-0010電池交換メンテナンスです。
小さな針が一つ外れており後で取付もご依頼です。
2013年にもお預かりの腕時計。
竜頭の動きをチェックして。またプッシュボタンが2つ動かないというご依頼も。
不可の場合は時計機能のみ使えればOKという事ですが。
チタン無垢バンドに三つ折れプッシュバックルはダブルロック。
微調整位置をチェックします。
ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗になりました。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックします。
これがムーブメントで。湿気た痕跡があります。
バネ棒も洗浄して綺麗になりました。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
もう一つの竜頭も。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。針が外れておりますから。
取り付けます。
ケースの内側もチェックして。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
ムーブメントの湿気の跡を拭き取ります。
裏蓋の裏側もチェックして。
パッキンの劣化が激しく交換時期でしょう。
ただ平パッキンは持っておらず普通のパッキンに交換です。
全体的にツヤが出て綺麗になったところで。
ゼロ位置合わせが必要ですが、お知らせの「プッシュボタンが二つ効かない」
下側のプッシュボタンが凹んだまま。
押し込まれたまま錆で固着。
こちらも押し込まれたままですが動きますので抜いてみます。
プッシュボタンは洗浄して綺麗になりました。
装着の穴も洗浄して綺麗になりました。
これで12時位置のゼロ位置合わせは可能に。
大きなクロノ針は「ゼロ位置合わせ操作では不可」。
よってストップウォッチを動作させて12時位置で停止させてゼロ位置合わせ。
というかゼロ位置で一時停止状態です。
このまま使っても問題はないでしょう。
ブレスも洗浄して綺麗に。
バネ棒も洗浄して綺麗になったところで。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。