時計の電池交換/TAG HEUER WD1221-K-20

2013.4.24お預かりのTAG HEUER WD1221-K-20電池交換メンテナンスです。

2届いたうちの1本。

文字盤中央のシミの拭き取りもご依頼ですが、これを拭くと「こうなります」
また弓環とケースの隙間が大きいですが、バネ棒が曲がっている証拠。

微調整位置をチェックします。

ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗に。

裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。

やはりバネ棒が曲がっておりますので後で交換します。

ラグ部や裏蓋の裏側もチェックします。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

竜頭が欠けておりますが穴が空くまでには至らず。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。文字盤にこういうシミが出来る=浸水の痕跡。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。パッキンは交換してシリコン塗布をしてケースに戻します。

全体的にツヤが出て綺麗になりました。

洗浄したブレスを持ち上げるとバラバラと落ちましたが、これは接着剤補強です。

バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了ですが、数時間後に遅れが。
注油しておきましたが”文字盤シミ”が有るのくらいなので分解修理しておいた方が長持ちするでしょう。

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