時計の修理受付例/MIKADO E0053
MIKADO E0053 電池交換メンテナンス&竜頭付けです。2本届いたうちの1本。
掲示板でおなじみハナムシさんから送られてきた腕時計”MIKADO”。掲示板でも話題になりましたが、やっと登場。独特なカットガラスの腕時計ですが”いったい何処のメーカー”で話題になりましたね。
フリマ入手で動いていますが竜頭が無いという事です。もちろんメーカーも分かりませんからオリジナル竜頭はありません。よって”何でも良いから雰囲気が合って取り付け出来る物で”と言うことでお預かり。
巻真も無ければ合わせるのは難しいですが、巻真は残っているよう。裏蓋は”はめ込みタイプ”ですが電池蓋が付いたタイプ。裏蓋はセイコーの昔のタイプ2などに似てはいますが・・・
これが裏蓋記載。MIKADO JAPANですから日本製?
開け口は・・・?こちら9時位置ですね。
電池は”LR”が入っていました。電池格納部をチェックします。
これがムーブメント。
拡大でドン!ムーブメントを見慣れている私らとしましては・・・ごっそり何かパーツが抜け落ちたというか、スカスカというかでもちゃんと動いているので、これで良い訳です。
ここに巻真が入っていまして。
電池格納部から見る輪列。
太い巻真が入っています。オシドリは一体何処?
金属のスペーサーが見えますから。摘み出して・・・
裏蓋もチェックします。「22.11.52」と記載が。電池交換なら小さい蓋をあけるのみ。ここに”昭和52年11月22日”の記載があるのはOHの履歴か?これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケース内側をチェックします。バンドはステンレス無垢バンドですが、ブロック形状がセイコーの初期クォーツに似ていますね・・・。しかしこの錆。これは綺麗になるのか?
ベルト調整は割ピン式の様ですね。バックルの裏側もチェック。これは洗浄で綺麗になるでしょう。 MIKADO E0053 電池交換続き。